不動産に関する資格試験

不動産に関する国家資格としては6つの代表的な資格を挙げることができます。
その中には、管理業務主任者、マンション管理士、宅地建物取引主任者、土地家屋調査士、司法書士、不動産鑑定士というものがあります。

不動産鑑定士は、不動産の経済価値や権利関係についての高い知識を持ち合わせていて、国土交通省にある不動産鑑定士名簿に当落されている者のことをいます。主な業務は不動産の鑑定評価を行うことであり、もし不動産鑑定士の資格を持っていないものが鑑定評価を行ってしまうと罰を受けることになってしまいます。

司法書士は、依頼を受けて法務局や裁判所、検察庁に届け出る書類を作ったり、それに関係する様々な手続きを代行して行う業務が主となります。

土地家屋調査士も、依頼を受けて業務を行います。建物や土地の場所、形状、用途を調査し、測量も行って図面を作成後申請のための手続き等も行います。法律と測量に関して専門的な知識を持ち合わせています。

宅地建物取引主任者は、建物や宅地の貸借、売買、交換が行われる間に大切な事柄についての説明を行っていく業務が主となります。

マンション管理士は、マンションの管理者や区分所有者の相談(管理組合の運営管理について)を受け、主に区分所有者としての立場からアドバイスや指導を与えていく業務となります。

管理業務主任者は、マンション管理会社としての立場で様々な問題を解決していく必要があり、委託契約においての管理事務や重要事項に関する報告を行っていく業務となります。

もちろんいずれの資格もそれぞれの試験に合格して初めて業務につくことが可能となります。

不動産資格は今も昔大変重要視されており、生活インフラの最重要ともいえるものであるため、取引、管理、登記などの局面で適切な運用が求めらます。

それ故今も昔も、そして将来にわたって社会的ニーズの高い不動産資格がいくつかあります。

1.宅地建物取引士講座
不動産系資格の中でもトップクラスの人気を誇る資格です。
不動産の取引ではお客様に重要事項の説明が義務付けられており、それを行うことができるのはこの宅地建物取引士だけです。
また不動産の取引を業とする事務所には必ず一人はこの宅地建物取引士が配置せねばならず、不動産会社から見てもたいへん貴重な存在です。
資格取得の難易度は簡単とは言えませんが、それでも十分計画を立てて取り組むことで、必ず合格ラインを意識できる段階に入れるものと言えます。
労力に対する効果が最も高い資格の一つとして今後も注目されるでしょう。

2.マンション管理士講座
マンション管理士はマンションに関わる様々な諸問題を法的見地から考察することで解決に導く専門家で、マンション管理業界の中核を占める不動産資格です。
現在は10人に1人は分譲マンションに住んでいる状態で、いかにマンションの社会的普及が進んでいるかがうかがえます。そしてこの方向は将来も続くことでしょう。
同時にマンションに関するトラブルも増えており、これからの時代大変重要な社会的意義を背負うことのできるやりがいのある仕事です。

3.管理業務主任者講座
マンション管理士と同様、これからはどんどんマンションが増えますので、こちらも社会的ニーズはどんどん増えていくことでしょう。
法的要請からマンションには必ず管理組合があり、マンション購入者は必ず組合に入らねばなりません。そしてこの管理組の業務を「マンション管理業者」に委託しているケースが多く、このマンション管理業者が円滑に業務をこなせるようにするのが管理業務主任者のお仕事です。
マンション管理会社ではこの管理業務主任者を一定数以上配置しなければならないという法的要請があります。
つまり、これは資格取得により就職・転職の場面で一定の特権を与えられるようなものです。

不動産資格は国家資格と民間資格といくつかありますが、その中でも代表的な資格をご紹介いたします。

●不動産鑑定士
不動産系資格の最高峰です。
独立開業ができる資格の一つで、不動産の価格を鑑定する専門家です。また不動産の適正な利用についても膨大な知識を有することになりその相談はまさにプロフェッショナル。不動産鑑定評価業務は独占業務も存在し、他仕業もその業務範囲を犯すことができません。更にその独占業務もさることながら、幅広い不動産の知識で不動産に関するコンサルティング等業務の幅も広くビジネスの幅は大変多岐にわたります。

●宅地建物取引士
不動産資格の中で最も有名な国家資格と言えるかもしれません。
土地や建物の売買はとても高額な取引です。ご利用されるお客様のほとんどは不動産に関する専門知識や売買経験がないことがほとんどで、その結果不当な契約を結んでしまうようなリスクがあります。そのようなことがないように、お客様にお伝えすべき事項(重要事項)を説明するのことが主な宅地建物取引士の仕事になります。そしてこの重要事項の説明は宅地建物取引士だけに許されたお仕事です。

資格の取得で不動産会社への就職や転職、更には独立開業という道も開け、更には不動産系のお仕事にとどまらず、そこから派生して金融会社や保険会社との交渉などの仕事に大変役に立ちます。

●マンション管理士
マンション管理組合や住民からの相談に応じて、マンションで発生する様々なトラブルを法的な見解から解決に導いたりアドバイスをするコンサルタント的な資格です。
マンション数は右肩上がりに増え続け、10人に1人は分譲マンションに住むという時代。その為社会的ニーズも高く、更に高まっていくと言えます。
マンション管理業界の最も重要な資格の一つと言えます。

●土地家屋調査士
土地家屋調査士は、不動産の状況を正確に登記記録に反映することによって不動産取引の安全を確保するという極めて公共性の高いお仕事ができます。
これからの超高齢社会、管理者不在の不動産が増えていく中空家問題も社会問題化してきており、その社会的責任とニーズはますます増えていくことでしょう。

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